マイヤーについて

 

はじめに

慶應義塾大学・国立音楽大学混声合唱団コールマイヤーのウェブサイトにお越しくださりありがとうございます。簡単にではありますが、マイヤーがどんなところかご紹介します。

活動

コールマイヤーは、慶應義塾大学と、国立音楽大学の学生からなる混声合唱団です。年一回の定期演奏会に向けて日々練習を重ねています。

教職課程を履修している者や、国音ですと演奏学科の団員も多いですが、みな兼サーをしたりバイトをしたりと、自分の時間を持ちつつも立派に学業をこなしています。
理工学部に設置された合唱団ですが、他学部の方も大歓迎です!

マイヤーの雰囲気

  • 厳しい上下関係はありません。アットホームな雰囲気です。
  • 練習は楽しく、そして真剣に取り組みます。
  • 副学生指揮者がすごくおもしろい

どんな曲を歌うの?

日本歌曲の第一人者である塚田佳男先生による指揮で歌う日本歌曲や民謡をはじめ、ポップスやミサ、ロシア民謡など様々な曲が歌えるのがコールマイヤーの特徴です。

また、混声合唱はもちろん男声合唱や女声合唱も歌えます。定期演奏会だけでなく、合宿やフェアウェルコンサートなど、歌う機会がいっぱいあります。
過去の演奏会視聴はこちら

初心者でも大丈夫?

大丈夫です! これを書いてる人も大学で合唱を始めた初心者です。プロによるボイストレーニングや先輩のアドバイスを受けられるので心配ありません。

おもな活動

4月上旬 新入生オリエン
4月下旬 新入生歓迎企画
5月 新入生歓迎会
5月中旬 新歓合宿
5月下旬~6月上旬 慶早戦観戦
8月 夏合宿
10月 ソロコンサート
11月 定期演奏会
12月 クリスマスパーティ
12月下旬 忘年会
1月上旬 新年会
2月下旬 冬合宿
3月上旬 フェアウェルコンサート

これ以外にも寒い日には鍋をしたり、思いつきでかくれんぼしたりと、楽しむことも忘れません!

色々な演奏活動

  • (混声)第25回陸上自衛隊第1師団第1音楽隊ファミリーコンサート 共演
  • (混声)川越市立大東西中学校・3年生を送る会招待演奏
  • (混声)前橋市立中央小学校40周年記念行事招待演奏
  • (女声)第26回東京ヴォーカルアンサンブルコンテスト一般女声部門 金賞受賞
  • (女声)サンビナス立川(老人ホーム)定期コンサート
  • (女声)第1回~14回 川崎童謡の会 ゲスト出演
  • (男声)NHK二人のビッグショー出演

入団するには

お問い合わせフォームか新歓チラシ掲載の連絡先までご連絡ください。練習やイベントの案内をお送りします。気軽にどうぞ!

新歓期に新歓練習、新歓企画等に実際に来てもらい入団するケースが多いです。が、参加したら入団しなければならないわけではないし、これらに参加しなかったからといって入団できないわけではありません。

3年で入団する人もいます! 合唱を始めるのに遅いということはありません。

マイヤー一同心よりお待ちしております!

経緯

慶應義塾大学にはワグネル・ソサィエティーなど多数の合唱団が存在しますが、その中で唯一、 工学部(現:理工学部)に部員を制限した「工学部合唱団メシアンコラール(MECIAN Chorale)」が1951年に組織されました。理系学生の多忙な履修状況に合わせた練習計画など 、特色ある男声合唱団で結束も固い団でしたが、“混声合唱” その未知なるものへの憧れがあったことは事実で……そして結成15年目にふとしたことがきっかけで混声合唱団への前進を歩むことになりました。

1960年代はダンスパーティーが学生の間で盛んに行われていて、国立音楽大学と慶応の工学部が共に東京武蔵野地区にあったこともあり、メシアンの団員と国音 の女子学生が出会うチャンスが多くありました。そして二校の学生が意気投合して「混声合唱団コールマイヤー(CHOR MAIER)」を作り、更に早稲田大の合唱団と東京理工系合唱団連盟を結成をして演奏活動を始めることに。 1969年、大学間の交流を足がかりに東京芸術大学 の塚田佳男先生と巡り会い、常任指揮者として迎え、演奏会を定期化。 80年代から活動の枠を広げて塚田先生のオファーで様々な演奏会のバックコーラスを担当、90年代 にはテレビ出演やセミプロ演奏も積極的におこないました。その中で結成された女声編成はその後も「国立音楽大学女声合唱団ヴェールシャンテ(Vert Chanter)」としてヴォイストレーナーの上山先生の指導のもと演奏活動を継続。 2000年代からのマイヤーの演奏活動は定期演奏会 に的を絞りつつ、OBOGと連携して演奏する構成員の枠は広げており、伝統の継承と共に更なる進化も続けています。

練習は週1回の混声練習に加え、週1~2回の学校単位の練習、さらに合宿をおこなっています。音楽以外のイベントとしては、新入生歓迎会、スキー合宿、OBOGとの合同行事をおこなっています。これら活動と大学の授業との両立はメンバーの悩みのひとつでもありますが、日々の努力は団員の人格形成に役立ち、先生・OBOGとの接触は社会に出てから役立つ基礎スキルを身に付けるチャンスにもなっています。  団員は元々合唱未経験の者も多く、興味さえあれば何年生でも入団することができます。もしカラオケ が趣味という人なら、ハモリを追及できる毎回の練習にきっと楽しみを見出せることでしょう。

ところで「マイヤー」のネーミングは、5月(MAI独語)の陽気な季節のイメージからの引用とされていますが、「まぁいいや」という大学生の安逸らしさを等身大に表現したという話もあります。しかし、団員達は決して“歌を忘れたカナリア”になるつもりはなく、純粋に芸術を追求していきたいという限りない情熱に満ちています。毎年の成果発表の場は、昭和47年度から開催している「定期演奏会」のほか、紅白歌合戦出場で有名な安田祥子さんのアンサンブル、榛名 梅の里コンサート出演、さらに「フェアコン」「ソロコン」などのユニークなコンサートもあります。 理工系&音楽系の多忙な学生生活の中で週2回の練習が精一杯。毎日のように練習がある合唱団に比べれば練習量の不足は否めないですが常に理想を目指し続けています。  卒業後は300名を超えるOBOG会に加入し、5年毎の記念定期演奏会や、懇親会(歌の集い)などに任意参加することができます。 卒業生の中にはプロ活動をおこなっているメンバーもおり、いくつかの社会人コーラスグループも結成しています。一度マイヤーズになれば、音楽と仲間達に生涯接する機会を持ち得ることができるのです。